記憶呼び覚ます街(モンテビデオ:ウルグアイ)

Category: 謎3rd 南米編

2008.07.04(金)


 モンテビデオ・・・

 ウルグアイの首都・・・

 この街はかつては南米のパリと・・・

 そう言えばブエノスアイレスも南米のパリと書いてあったが両方ともガイドブックにそう書いてあるから鵜呑みにしても良いだろう・・・

 呼ばれた街・・・

 私の最初の海外旅行はエレガントにパリ・・・


 そんな街モンテビデオは・・・


 私の記憶を呼び覚ます・・・


 そんな街だった・・・


 ラディソンSAS25F展望レストランから旧市街を見て


 見学可能な国会議事堂、ちなみにチリ大統領が来やがったせいで見学できず!


 ファビニ広場の夜景





 パリ・・・エレガントな私にふさわしい街・・・

 モンテビデオは建物の老朽化も目立ってはいるものの・・・


 私のノスタルジックな感情を呼び起こすのには十分な街だ・・・



 そしてその私のメランコリックとも言える想いは・・・



 この建物を見て・・・ピークに達したのだ。


 センテナリオスタジアム外から


 中から。
 



 そう、この場所は・・・


 第一回のサッカーワールドカップの開催地、その決勝戦の場所・・・


 勿論今19歳の私は第一回のワールドカップを見たわけではない。

 
 だが・・・


 中にあるミューゼアム、そしてそこに飾られてあるパネル・・・


 1990年、イタリア大会の優勝国ドイツ代表のメンバー・・・



 私の脳裏にまざまざと焼け付いている・・・



 私がはじめてワールドカップを見たのは忘れもしない1986年、まだ生まれる前である。

 それまでラグビーをやっていた私はサッカーなどに興味はなかったが・・・

 ラグビーを引退した夏、このワールドカップでサッカーの魔力にはまったのだ。

 黄金の中盤を擁するブラジルとフランス。怪我だったが途中出場したジーコがスルーパス1本でPKを取り、そしてそのPKを外すドラマ・・・
 勝負は延長でもつかず、そしてPK戦では今度はフランスの将軍ミシェル・プラティニがPKを外し・・・

 勝利の女神は結局フランスに微笑んだこの試合、サッカーをはじめて面白いと思った試合だ。

 そしてドイツ・・・

 史上最弱の代表と言われたこのチームが決勝戦まで勝ち進む。

 ドイツの勝負強さ、合理的なサッカー、そして初めて聞いた「ゲルマン魂」という言葉・・・

 最弱といわれつつメンバーも凄かった。

 ミスターヨーロッパことカール・ハインツ・ルムメニゲ、世界最高のストッパーカール・ハインツ・フェルスター、器用なサイドバックアンドレアス・ブレーメ、若き日の闘将ローター・マテウス、そして闘志溢れるキーパーハラルド・シューマッハー・・・

 決勝戦惜しくも当時イングランド戦で5人抜きを演じ、今大会最大のスターディエゴアルマンドマラドーナ率いるアルゼンチンに敗れはしたものの2-0から後半2-2に追いつく粘り強さ・・・

 このとき以来、ドイツのファンになったのだ・・・


 そして1990年、ファンになってたった4年でドイツが優勝!

 メンバーでよく覚えているのは若きキーパーボドイルクナー、世界最高のストッパーユルゲン・コーラー、ピエール・リトバルスキーにその後継者とされたトマス・へスラー、フォワードには黄金の隼ことユルゲン・クリンスマンにルディー・フェラー



 1994年、1998年は悔しかった・・・

 ドイツ史上最高の天才、アンドレアスメラーは最後まで大舞台では輝かず・・・

 私の最も好きなプレーヤーだったのに・・・

 このころは衰えのみられるマテウスの代役が見つからず、そして1996年のEuro優勝メンバーのマティアス・ザマーの故障が痛かった。ストッパーにクリスティアン・ベアンスが出て、へスラーは相変わらず、ユルゲン・クリンスマンに加えて1996年のEuroでゴールデン・ゴールを決めたビアホフなどメンバー自体はそう悪くは無かったのに・・・
 惜しまれるはカーンが当時すでにドイツ最高のキーパーとされていたのにケプケにこだわった事か?


 そして2002年、準優勝。オリバーカーンに尽きるだろう。
 バイヤーラバークーゼン組みも頑張っていた。渋いところではカルシュテン・ラメロウが好みの選手だ。そしてバラックがこの大会でブレイクしたといっていいだろう。
 そしてサルト(宙返り)クローゼ・・・

 2006年、クリンスマンが監督のドイツは3-5-2システムを捨て4-4-2への変貌。
 リベロシステムが好きな私にはドイツらしくないチームに見えたが・・・
 あのメンバーでベスト4はまあ良いだろう・・・
 若手のフィリプ・ラームやバスティアン・シュバインシュタイガー、そしてルーカス・ポドルスキーらに今後の期待を抱かせた。
 クローゼの進化にも驚いた。4年前は頭だけのフォワードだったのい・・・

 そして最近のEuro2008、ドイツは準優勝。
 このあたりはすでに記事にしているので割愛するが・・・

 ここでバラックという選手に想いを馳せる・・・

 2002年、所属するバイヤーレバークーゼンはチャンビオンズリーグ準優勝、ドイツカップ準優勝、ドイツリーグ2位、そしてワールドカップは準優勝。

 そして今回所属するチェルシーはチャンピオンズリーグ準優勝、プレミアリーグ2位、そしてEuroは準優勝・・・

 普通の選手なら十分すぎる成果かもしれないが・・・

 強豪ドイツの中心選手・・・


 優勝に縁の無いプレーヤーなのかもしれないが・・・


 次こそは栄冠を勝ち取って欲しい・・・






 そうここモンテビデオは・・・




 私の記憶を呼び覚ます・・・

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 そんな街だった・・・





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